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バトン

なにやらいつの間にかKANAっぺに映画のバトンを貰ったので
暇だし明日テストだし、書いてみることにする。

○所有するビデオ・DVDの本数

0。ゼロ本。買わない買わない。だって高いじゃん。
でもジブリのビデオは全部もってる。実家にある。ジブリ大好き☆えへ。
一番すきなのは空賊団のおばあちゃん。ドーラだっけ。間違えてたらすまん。
なんか無線かなんかを傍受したときに、机の上にある豪華絢爛な食事を
ガッシャーンと床におとすとこが好き。あんな豪快な人間になりたい。
そんでこそこそ落ちたもん食べる息子たちも好き。
○最近見た映画
 映画館ではエピソード3くらい。ビデオ借りてみるくらい。
理由はめんどいから。
ビデオでは、竜馬暗殺、悪魔のはらわた、伊藤高志の、イルミネーションゴースト。
チャップリンのニューヨークの王様。
 
○思い入れの強い映画5本

うーむ。むずい。挙げればきりが無いが、あえて挙げるなら、

1-シャイン。オーストラリアの映画だと思った。どこのツタヤにもある。
  ほんとに映画っていいなと
  心底感じたのは多分この映画から。
  この作品は、とかく親子の愛みたいなもので片付けられてる感があるが、
  オレはそんな解釈はお門違いだと思ってる。(別にどんな解釈あってもいいけど。)
  人間の感性に対する答えを明確に突きつけてる傑作だ。

2 鈴木清順の陽炎座かな。この映画観て映画サークル入ったようなもの。
  メッセージじゃない、イメージで統一されてる完璧な映像世界の存在を初めて
  認識した。

3 パゾリーニの「豚小屋」。彼のシュールレアリスティックなとこが好き。
  そもそもシュールとはなんぞやと言われると学の無い自分には
  説明できないが、学術用語で言うと、純粋な心的自動運動。
  理屈っぽい俺は、なにかと意味づけをしたがる人間だが、
  パゾリーニ見て大分変わったと思う。
  俺らが生きてる現実なんて一元的に見て片付けちゃうのは至極
  もったいない。無意識の中にある世界の確信にもっと迫っていこう(無理だけど)、
  認識と理解は全く違うものってことを知った映画。

4 アラン=レネの「去年マリエンバードで」。
  これは時間に対する意識が変わった。
  よく「二時間で何が変わるの?何が表現できるの?」みたいな、
  映画もろくすっぽ観てないくせにふざけたことを抜かす大馬鹿ども人たち
  がこの世には存在するが、そんなことは無い。
  時計の針は生物全ての基準なわけではない。ましてや人間個々人においてをや。
  時間が全てに同じように流れてるなんて大間違いだ。
  世界には全く異なった生のリズムが厳然として存在する。
  この映画をみれば納得する。リズムを感じる。そういう映画もある。

5 ま、最後は当然「猟奇的な彼女」だよね。ダントツ。
  チョン・ジヒョン可愛いんだもん。上記の映画よりよっぽど好き。あーかわい。さいこー。




  こんなもんかな。バトンは渡す人いないから終わり。



 
by box-in-the-cherry | 2005-07-07 00:25 | 映画の話
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