カテゴリ:本の話( 3 )

漫画

 俺が結構漫画好きなのはブログにも前述したとおりだが、今日は、
キングコングの上映前のプリントテストにも行かず、映画祭りにも行かず、
サークルの定例会にも行かず、ずーっと漫画を読んでいた。
今日は午後五時におきてしまい、何もすることがなかったからだ。

今日読んだ漫画は、ジャガーさんの新刊と、キャンディキャンディ全巻、同じ月を見ているの
全巻でした。

キャンディ×2は高校時代からの変わり者が、好評価していたので、なんとなく読んでみる
気になった。暇だったし。そしたら案外面白かった。

土田世紀の「同じ月をみている」は、最近窪塚が出ててちょっと話題になったが、興行的には
全くうまくいっていない映画の原作になったもんで、もともと土田世紀は「編集王」からかなり好きな漫画家で、(編集王もドラマになって大分酷評されてたけど漫画はとても面白いのですよ)以前から気になっていたので貸し漫画屋で五百五十円払って一気に読んだ。

まああらすじとかはちょっと複雑だし書くのが甚だめんどくさいので書かないが、

感動した。宮沢賢治の「雨にも負けず」が好きになった。

あと二十年、いや、三十年か四十年はかかるかな。
そのときには、素直にあの詩が好きですと言えるような、人間になっていたいと
強く思う。今好きだといったら、なんだか嘘になるような、ごまかしになるような、
そういう気がしてしまうのですよ。いいんだけどね、いっても。
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by box-in-the-cherry | 2005-12-16 02:21 | 本の話

ゆっくりな一日

 最近はなぜか、一日のどこかにになにかしらの用事があって、
丸一日ぼーっとすることがなかったように思える。

そいで今日はゆっくりとした一日を過ごしてみた。

ちょっと前にリメイク(かどうかわかんないけど)された、「がんばれベアーズ」
のオリジナルをみて、飯食って、貸し本屋の「時代屋」で、漫画を七冊借りる。

この時代屋の発見は僕にとっては非常に有り難いことで、マイナーな出版社
から出ている、面白い漫画が廉価で借りることが出来、しかもそこのお姉ちゃんが
とんでる感じで可愛いので、僕は三週間前くらいから足繁くその店に足を
運んでいる。

今日借りたのは、

諸星大二郎の、「私家版鳥類図譜」

しりあがり寿の「ジャカランダ」

山下和美の「不思議な少年」の四巻

戸田誠二の「ストーリー」、「生きるススメ」、「しあわせ」

の七冊。

高校時代とかは、僕は結構な漫画好きだったのだ。
いやー、漫画って、ホントに素晴らしいよね。

漫画の内容一つ一つ描くのはめんどいので、書かないけど、
戸田誠二の漫画の裏表紙に書いてあった話を一つ。

たまねぎが一つ。
これがあなたの人生です。
皮一枚が歳一つです。
剥いていくと、本体がないんですけど。   そういうものです。

しかも  涙が止まりません。         そういうものです。
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by box-in-the-cherry | 2005-10-26 23:36 | 本の話

beka

 最近本を読もうと思って本を読んでいる。
だから書くことも本の話だ。

 「青べか物語」山本周五郎。

 別にレヴュー書くつもりも無い。なぜならバイトで覚えるべきこと満載の
メモをなくして凹んでいるからだ。

 これはとある町に著者が三年ほど住んでたときの実話に基づく
回想録みたいなもんで、めちゃめちゃ面白かった。
なんでかっつうと田舎の小汚さをかなりはげしめに書いてるから。

 田舎に住んでない人は勝手に「田舎の人は純朴でいいよねー」「将来田舎に住もう」
みたいな幻想をお抱きになってる危険性があるから一応断っておくが、
田舎が人間関係とかどろどろしてて一番住みづらい。
近所が一番仲悪い。寄り合いの飲み会でいつも何かしら問題発生する。
噂すぐ広まる。すぐ妬む。金にうるさい。赤の他人にものすごい冷たい。
もちろんそんだけじゃないけどさ。

家のすぐ隣にはウズマ川っていう川があるんだが、僕は少年時代、悲しいことがあると
いつもその川べりへ行き、空が真っ暗になるまで一人さめざめと泣いていた、
ことは一回も無い。虫がいっぱいいてウザイし川がものすごい汚かったからだ。
臭いし。魚釣れないし。犬の散歩をしていたときに鶏の死体が無残に転がっていて、
おもわず犬を放してしまって大騒ぎしたことがあるくらいだ。
あと雨で薄汚れてしわしわになったエロ本を皆で探しにいったくらいだ。

そういえば親父はごくたまに犬の散歩にいって、いつも、わざと犬を放していた。
かわいそうだべ、つながれたまんまじゃ、とかいって。
そんで犬は知らない家の麦畑を荒らしまくって、なぜか姉貴が
怒られてた。姉貴きれてた。

まあそんなことはいい。川には土手というものがある。もちろん。
今はコンクリートで固められているが、昔は当然土で作られた。

大雨が降って、洪水が起きそうになる、そんなとき川沿い近辺の住人は
何をするか。

反対側の土手、つまり向かいの隣村のほうの土手を皆で切り崩しにやっきになるのだ。

反対側の土手が切れれば、こっち側に水が流れてくることは無い。
もちろんお互いにやるから意味ないっちゃ意味無いんだけどね。

というように、基本くだらないことで怒ったり団結したりする、陰険で
閉鎖的なものなのだ、田舎って。

ちなみにそんな田舎僕は大好きだ。だから青べかもそういうシーンが
いっぱい出てきて、なんかしみじみした。

暇があったら、読んでみてください。純朴感動話もいっぱい入ってるから。
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by box-in-the-cherry | 2005-06-21 23:21 | 本の話