なんだか今日は

 とてもメランコリックな気分だ。

今日友達と二人で映画を見に行った。

その映画は、特に意味も無いことを特別な感情を持ち合わせるでもなく、
ただ学祭のためにバンドの練習をしてライブで歌うって話。

全然青春ってものを押し付けるでもなく、淡々と物語りは進んで、
案の定最後にリンダリンダ歌って、映画は終わった。

この話の上手いとこは、全然ブルーハーツが機能してないとこにあると思ってたんだけど、
よくよく考えてみたら違う。

ブルーハーツを歌うこと、そのこと自体に大きな意味があった。
確かに映画の中では、全く馬鹿青春色は出てない。
けど、青春とは何ぞやと考えると、一つ見えてくるもの、
大声で意味の無いことを叫ぶ。これ。正にこれ。

はっきり言ってブルーハーツはかっちょいい。
言いたいことを恥ずかしげも無く大声で叫んでるから。
俺たちが今現在ブルーハーツや何やらをカラオケで
歌うときには、歌詞に自分の感情を乗せて歌う。
それは非常に気持ちのいいことだ。代弁してくれるから。簡単だから。

だけどこの映画で歌われてるブルーハーツの意味合いは違う。
彼女たちにとっては、ブルーハーツだろうがなんだろうが、
別にユニコーンだろうがボウイだろうが何でもよかったのだ。

歌そのものには何の意味も無い。だけど歌う、吐き出すってことに対しての
欲求だけがそこにあっただけなんだよね。

その欲求と、俺たちがブルーハーツに求めてる感情の不一致が、
面白くて面白くてしょうがねえの!!くそ!!悔しくってしょうがねえの!!!

あーあ。いつから素直な感情の吐露さえも躊躇してしまうような人間に
なってしまったんだろうか。ほんとファッキンだよーーー。

こうやって見てるだけでただ悔しがってちゃ何も始まんないことは
分かるんだが。
[PR]
# by box-in-the-cherry | 2005-08-10 03:56 | 思ったこと

銀座上陸

 今日は映画館でもはしごしてやろう、ういー、母ちゃん帰ったぞー的な
ノリで、かといいつつ五時からのバイトに間に合うには上映時間が合わず、
やむなく銀座で絶賛公開中、クストリッツァ監督の「ライフイズミラクル」
を見に行こうという結論に至った。

 自分は田舎者なもんで、銀座といったら

「コージーコーナー」くらいしかイメージをたどるとこなし、
銀座っつったら、ハイカラなお兄さんやハイカラなお嬢さんたちが、
どえれえ値段のする舶来の上着なんかきちゃったりなんだりしている
のだろうかと、内心どきどきしつつ丸の内線を後にする。

つうかあそこ実際ハイカラなとこね。
イチローの、

「僕はユンケル!」

みたいなどでかい看板がものすごい浮いてて、偉大なベースボール
プレイヤーさえも手に負えないこの町で、自分は歩きタバコを
することもままならずシネスイッチ銀座を目指した。



んで肝心の映画のほうだが・・・。

つまらん。アンダーグラウンドのぶっ飛びようはどこへ消えた?
ロケ地もこだわってるし、テーマも斬新だけど、なんだか散漫過ぎない?
戦争をあっけらかんと撮ってその突き放したところから人間語るのは
いいけど、あまり上手く作用していない気がした。かといって
人間の営みが何かしら一点で語れるかったらそうじゃないけどさ。
むずかしい。

ミラクルってことをほんと馬鹿らしいやり方で伝えたかったのは
クストリッツァらしいけど、面白いかといわれれば面白くない!

といっても残念なことが。絶対この映画、分かる人にはわかる
小ネタがいっぱいつまってそうなんだよね・・・。こういうのわかんないと
ホント凹む。

明日も映画見にいこっかな。
[PR]
# by box-in-the-cherry | 2005-07-31 01:17 | 映画の話

夏やすみ

 今年の夏休みは、八月三十一までずーっとほぼ毎日バイトの後、
九月から免許合宿に行くという、ほんとカスみたいな生活を送ることになるだろうことを、
自分は非常に思い悩んでいる。

あーあ、せっかくの休みが、どっか旅にでも出たいし、映画も観たいし、でもバイクは
欲しいし・・・どっかに100万円くらい転がってないかなー。

東宝シンデレラオーディションたるものがあり、それのグランプリをとれば
100万円貰えるらしい。推薦者も貰えるらしい。シンデレラ募集。

決めた。春休みは東南アジアめぐりする!!するったらする!!

なんかむかついてきた!やりたいこと全部やってやろ。明日映画観にいこ。
バイクもさっさとかお。ローンとか気にすんのやめよ。

撮影について色々くだらないこと考えんのもやめよ。
いいとか悪いとか、気に入る気に入らない、誰の責任とか、役割とか、権利だとか、義務だとか。
あーつまんねえの!くそ!映画撮るヤツは軍師みたいな人間じゃなきゃ
だめなんかよ。

へつらうのは卑怯なことなのか。押し殺すことは何も生み出さないのかな。
しょうがないだろう、びびってるんだから。まだ捨てたくないものいっぱい
あるんだからさあ!! 

映画に唾吐いて、くそったれとはっきり言えるぐらいじゃないと、何も
始まらんのだろうか。


愚痴、以上。
[PR]
# by box-in-the-cherry | 2005-07-30 00:13 | 思ったこと

バイト。

最近バイトに精を出している。

19日はバイトだった。20日もバイトだった。21も、22もバイトだった。
そして今日もバイトだ。明日もバイトだ。

こんな生活が、八月31日まで続く予定です。嗚呼・・・。
[PR]
# by box-in-the-cherry | 2005-07-23 14:52 | 思ったこと

高校時代、また振り返っちゃった・・・

 今日は、高校の友達と新宿で飯を食った。
俺が毎度のごとく、「飯おごってくれないかな?」
って言ったら、ほんとにおごってくれた。焼肉おごってくれた。わーい。

そんで、毎度のごとく、色々愚痴った。
「最近バカできるもんがないよなー。」
いつもの流れだが、懐かしき高校時代の話でまた盛り上がった。

「離任式のときとかホント面白かったよなー、S井。」
そういわれて、俺ははっとした。離任式のあのビックイベントを、
話振られるまですっかり忘れてしまっていた俺がいたのだ!!

ラグビー部の部員不足に、俺ら三年はいつも頭を抱えていた。
今年の一年生は、どんな手段を使ってでもたくさん入部させなければならん。
そう考えた俺は、新一年生にラグビー部の強烈な印象を与えるため、
一年生が高校に初めて集まる、離任式プラス入学式に一騒ぎ起こしてやろうと、
策を練ったのであった。

時は離任式。顧問の古口センセが別のガッコにいってしまうことになった。
他の先生も壇上に上がり、一人一人離別の言葉を述べていく。

生徒会長もラグビー部だったので、そいつの権力を利用し、古口せんせの
挨拶は最後に回す。

古口センセの挨拶が終わる。と、そのとき。

ラグビー部の全員が、上半身裸で、静まり返った壇上に威勢良く上り始めた。
センセと俺たちが向かい合う。
胸には、一人一文字ずつ、「ありがとうございました!!」
がっちりした男たちの、13人での強烈な裸文字だ。
これには裏がある。背中には墨汁で一文字ずつ、「みんなラグビー部に入ろう!」
離任する先生方には見えてない。

俺たちのあほっぷりにあっけにとられ、新入生280人は
口をあけてぽかーんとしてしまい、場内に笑いの渦が巻き起こるという俺の壮大な計画は
失敗に終わった・・・。と思われたがしかし!!

その年の一年生は12人以上が入部したのであった。
毎年5人集まれば万々歳のラグビー部に、ようやく春が訪れた、
記念すべき離任式であった。この年の部員は、ライバル校の宇高に何十年かぶりに
辛勝した。

いやー、ほんと面白かったなー。バカバカ。

まあそんなことはいい。


俺が最近考えてることについて、友達に話したら、
ひとしきり話を聞いた後、
「まあ、そんなかっこつけたこといっといて、お前がサラリーマンになったらほんと笑うけどね。」
って言われた。どきっとした。おっさんになって、
「あの頃はよかったなあ」なんて絶対に口にしないやつになりたいよなあと、
語った一日であったとさ。
[PR]
# by box-in-the-cherry | 2005-07-21 02:25 | 思ったこと

映画作るっていうこと

 16、17、18と、群馬のほうで三日間映画の撮影のお手伝いを
してきた。

なんか色々な面で、勉強になった。知識とかそれだけではなく。

ちょっと、こわくなってしまった。

色々書きたいのだが、うーむ。

とりあえず、考えようと思う。久し振りに。
[PR]
# by box-in-the-cherry | 2005-07-19 23:21 | 映画の話

バトン

なにやらいつの間にかKANAっぺに映画のバトンを貰ったので
暇だし明日テストだし、書いてみることにする。

○所有するビデオ・DVDの本数

0。ゼロ本。買わない買わない。だって高いじゃん。
でもジブリのビデオは全部もってる。実家にある。ジブリ大好き☆えへ。
一番すきなのは空賊団のおばあちゃん。ドーラだっけ。間違えてたらすまん。
なんか無線かなんかを傍受したときに、机の上にある豪華絢爛な食事を
ガッシャーンと床におとすとこが好き。あんな豪快な人間になりたい。
そんでこそこそ落ちたもん食べる息子たちも好き。
○最近見た映画
 映画館ではエピソード3くらい。ビデオ借りてみるくらい。
理由はめんどいから。
ビデオでは、竜馬暗殺、悪魔のはらわた、伊藤高志の、イルミネーションゴースト。
チャップリンのニューヨークの王様。
 
○思い入れの強い映画5本

うーむ。むずい。挙げればきりが無いが、あえて挙げるなら、

1-シャイン。オーストラリアの映画だと思った。どこのツタヤにもある。
  ほんとに映画っていいなと
  心底感じたのは多分この映画から。
  この作品は、とかく親子の愛みたいなもので片付けられてる感があるが、
  オレはそんな解釈はお門違いだと思ってる。(別にどんな解釈あってもいいけど。)
  人間の感性に対する答えを明確に突きつけてる傑作だ。

2 鈴木清順の陽炎座かな。この映画観て映画サークル入ったようなもの。
  メッセージじゃない、イメージで統一されてる完璧な映像世界の存在を初めて
  認識した。

3 パゾリーニの「豚小屋」。彼のシュールレアリスティックなとこが好き。
  そもそもシュールとはなんぞやと言われると学の無い自分には
  説明できないが、学術用語で言うと、純粋な心的自動運動。
  理屈っぽい俺は、なにかと意味づけをしたがる人間だが、
  パゾリーニ見て大分変わったと思う。
  俺らが生きてる現実なんて一元的に見て片付けちゃうのは至極
  もったいない。無意識の中にある世界の確信にもっと迫っていこう(無理だけど)、
  認識と理解は全く違うものってことを知った映画。

4 アラン=レネの「去年マリエンバードで」。
  これは時間に対する意識が変わった。
  よく「二時間で何が変わるの?何が表現できるの?」みたいな、
  映画もろくすっぽ観てないくせにふざけたことを抜かす大馬鹿ども人たち
  がこの世には存在するが、そんなことは無い。
  時計の針は生物全ての基準なわけではない。ましてや人間個々人においてをや。
  時間が全てに同じように流れてるなんて大間違いだ。
  世界には全く異なった生のリズムが厳然として存在する。
  この映画をみれば納得する。リズムを感じる。そういう映画もある。

5 ま、最後は当然「猟奇的な彼女」だよね。ダントツ。
  チョン・ジヒョン可愛いんだもん。上記の映画よりよっぽど好き。あーかわい。さいこー。




  こんなもんかな。バトンは渡す人いないから終わり。



 
[PR]
# by box-in-the-cherry | 2005-07-07 00:25 | 映画の話

なんつーか、ほんと。

 今日はカテキョにいったあと、
突然お手伝いする監督からお電話があり、
いまから会おうとのこと。

早稲田松竹の前でその方をまっていると、自分ともう一人、
映画の手伝いをする一年生のNちゃんも登場。

手伝いといっても、なにを何するのやら、映画のノウハウなぞ
これっぽっちも知らない俺たちは、
「私なんか日雇い(W大生内では主に東京貸物社を指す。
具体的な日雇いの事例はたこ焼き食べたい参照のこと。)行く気分ですよー」
などと、冗談交わしながら、監督がやってくるのを
今か今かと待っていたそうな。

結局集まったのが監督さんと美術の方、製作の方。
みんな自分たちと同じサークル仲間で、アットホームな感じ。20代後半の
まだまだ若い方達だ。
監督はMさんという方なのだが、Mさんは飲み屋の席で
様々なご説明をしてくださった。

「監督の下にはさ、助監督ってのがいるんだけど、
(うむうむと頷く俺たち)それにも区分けがあってさ、
一番えらいのがチーフって言うの。(うむうむ)
その下がセカンド、サードって言ってね。(うむうむ)
セカンドの人は主に美術、サードは衣装とメイクを担当してもらうの。
(うむ、なるほど)。
そんで君達には、その助監のセカンドとサードを担当してもらおうと思ってるんだ。
(うむうむ)


・・・・・。エッ?


俺達は、日雇いのような、無気力な顔をして唯ひたすら体を動かす
奴隷のようなイデオロギーのいちばーん底辺のカスみたいな身分じゃないんですか?
マジすか?
そのあと緊張しっぱなしの俺達は、びくびくしながら先輩方の話を
食い入るように聞き・・・。

なぜかオレ達は映画が撮りたくて撮りたくてしょうがない人間です
みたいなレッテルを貼られ、「S君はどんな映画がとりたいの?」
と聞かれ、「いやー別に映画とか大して撮りたくないんすよね、めんどいし。」
なんてこといったらマジビール瓶でフルスイングされるやもしれぬと感じ、
「なんつーか、暴力的な映画が撮りたいっすね」と返答すると、
美術さんの目がきらきら輝き始め・・・・・。
「おう、オレもそういうのやりたかったんだよ、今度手伝ってやるよ!!」
とか言われそちらサンのテンション上がりっぱなし。
タスケテクレー。たちけてー。撮りたくねっつうの。脚本なんか考えてねえっつうの。


とりあえず、とても面倒なことに今後なるだろうことはまちがいないやうだ。
[PR]
# by box-in-the-cherry | 2005-07-06 00:49 | 映画の話

なんだかなあ

 なんかを書こうと思ってたんだけど、忘れた。

とりあえず土曜日から今までのことを振り返ってみよう。

そうだ、思い出した。土曜日は、映画サークルの上映会だったのだ。

自分が入ってる映画サークルの先輩が、PFFで準グランプリをとった
映画を流して。それに甚く感動してしまったのだ。

深い映画だった。20にして並みの人間が撮れる映画じゃない。
凹んだ。心底凹んだ。べこり。

一番凹んだのが、映画にかかってるお金。70万円。
・・・。絶対バイク買うし。そういうふうにドーンとお金を映画に使う
姿勢。すごい。もうなんというか凄いとしか言いようがない。
製作に対してそこまで労力使う根性も自信もない。

でもなんか引っかかる。腹立つ。このまま終わらす気はない。
あーあで終わらす気はない。

というわけで16、17、18と、サークル出身者のプロ監督の
手伝いに行くことにした。雑用。おそらく。

むぼー。テスト期間だし。金がまずない。ま、いいのさ。気の済むようにやれば。
[PR]
# by box-in-the-cherry | 2005-07-04 00:32 | 思ったこと

高校時代と「うがあ」

  O田のブログに書いてある女の子からの衝撃的なメールが来た後、
もう死んじゃってもいいかなとかおもいつつ、そうだ、本を読もうと、文庫を
二冊買い、いつもの駅近くのドトールコーヒーへ読書しに行った。

 買ったのはランボオの地獄の季節。なんか傷心の文学部生が一人
木陰で佇み読むのにぴったりでオサレやんけとノリで買った。

 もう一冊は龍の五分後の世界。この本を122ページほど読み進めたあと、
なんだかよく分からないが、ふと俺の中で、
      

      うがあ  


という三文字の単語が浮かび上がってきた。

龍の小説にはうがあなんて単語は出てこないし、うがあってなんだっけ。

うがあうがあって考えてたら、ふと高校時代のことを思い出した。

ラグビーを一応一生懸命やっていた僕チン。


ちょっとこのスポーツの醍醐味について知って欲しい。
ラグビー選手に一番大切なもの。それはプライドだ。
他のスポーツももちろんそうだが、ラグビーが、一番プレイに
プライドが反映されやすいスポーツだと僕は信じる。

トップレベルの選手は皆でっかいからしかも皆上手いから話は別だが、
ラグビーは身体の大小が大きくプレイに影響される。
でっかいヤツは怖い。筋肉ムキムキのヤツもこわい。そいつが
グラウンドで全速力で、なおかつ必死の形相で足を振り上げ
駆けてくるともっと怖い。

選手はそいつをどうにかして止めて、自陣への侵入を食い止めなければならない。
だけど本当に怖いのだ。分からないだろうから今度俺が全速力で君たちに
走りこんであげよう。

こわい。強い高校と試合するときなんかホントこわい。知り合いの一人は遺書を
書いたくらいだ。
でもどうすればいい、どうするどうする。
こんなことを相手を目の前にして考える、ほんの一二秒間に。

ぶつかる瞬間に選手が感じること、そして思わず叫ぶ声。
それが「うがあ!!」。べつにおらあ!でもそりゃあ!でもどっせい!でもいい。
ちぇすとー!でもいい。

それは押し潰されそうになったプライドの叫びなのだ。
ぶつかって紙切れのように跳ね飛ばされるやつもいれば無様にその場に倒れこむヤツもいる。
でもそうやって痛みに耐えて、80分間必死で自分の矮小なプライドを守っていく、かっちょいいスポーツだ。


 龍の小説にこんな文章が出てきた。


「オレの言ってることは戦争をするってことじゃねえんだ、変えようとしないってことだ、誰もがみんな言いなりになってるんだよ、~~~中略~~~要するに一人で決断することができなくておっかねえもんだから、あたりを窺って言いなりになるチャンスを待ってるだけなんだよ」

多分この文章にさしあたって俺は、「うがあ!」って感じたんだと思う。

なあんだ、おれもまだ「うがあ」って思えるんじゃん。まだ残ってたらしい。

多分またことあるごとにおセンチな気分に陶酔しちゃうだろうけど、
できるだけ忘れないようにしよう。



うがあ。うがあ。
[PR]
# by box-in-the-cherry | 2005-06-25 16:46 | 思ったこと