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そろそろ学校にでも行こうかな

 二日丸々休んじゃった。わーいわーい。

おかげで大分元気になったぜい。
今マグロ丼食ってます。シーチキンとご飯だけ。

最近恋愛映画を立て続けに見た。
「世界で一番不運で幸せな私」
と「愛のコリーダ」。

両方とも面白かった。

「せかいで~」はメリーゴーランドの絵が描いてある箱
使って命令しあうゲームして、最後二人とも死ぬって話。

愛のコリーダは芸者屋の主人と女中がセックスしまくって
最後死ぬって話。

俺が好きなパトリスルコントの「髪結いの亭主」も
最後奥さんが死ぬって話。



愛のコリーダはほんと面白かった。
さすが大島渚って作品だった。圧巻。
みんなが言うようなエログロ映画かなーと思いつつ
初めの頃はぽかーんと見てたんだが、
映画が進むにつれ性行為がだんだんと昇華、純化されていく。
体中に突き刺さる。なんなんだろう。してることは始めと変わらないのに。

見終わった後に、これは究極だなーと思いつつ、
友達に「何が究極なの?」といわれ困る始末。

何が究極なんだろう。観た映画は全て、相手との同化を
求めてた。愛のコリーダは精神面で二人は完全に繋がっていたけど
、女のほうの狂おしいまでの情念が、殺した男の陰部を切り落として
自分の陰部に挿入して終わる。全てにおいて二人は同化した訳だ。
それも究極だなーと思った一因ではあるが、やっぱり
一番の要因としては、「美しい」ことだ、と思った。
美しいものに理由なんてつけらんないから、そこは勘弁してチョ。
その中で美しいって感じさせる方法として死ぬとか自殺するって
人生の技法があることを、俺は全肯定する。
美しいのは死に様だよ。生き様じゃない。
だけど死に様=生き様だから、俺はそう簡単には死にたくないねー。
まだ何もしてないもん。
カートコバーンのように美しくね。死ぬなら。

こんなもんでいいかな。許してポン、おか。
by box-in-the-cherry | 2005-04-28 12:05 | 映画の話
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