まーーーーーいかい思うんですけど、どこかに行くときに、その土地の多少の知識があったほうが、ないよりかは楽しめると思うんですよ。ええ。そう思いながら、ぽけっと過ごしちゃうんですよ。ダメね。ゲロゲロ。
というわけで、今回は行く国も12ヶ国以上だし、折角大して勉強してない土地に行くもんだからちょっとは知識をつけていこうと、まず手始めに中欧の国々で作られた映画を片っ端から見てやろうと思いまして、新宿のツタヤにてヨーロッパコーナーをウロウロする日々でございます。 もともとアニメは好きなほうで、ちょっと前までやってたチェコアニメの映画とかよく観にいってたのですが、(チェコアニメ有名だしね)いざ実写の作品となると全く手をつけてなくてですね。 今回見たのは、「ひなぎく」っていう実験的な、美大生の可愛い女の子が好きそうなキュートでラブリーな映画と、「この素晴らしき世界」っていう戦争映画。両方ともチェコ。 またねー。中欧東欧はなんだかwwⅡで色々ひどい目にあったらしく、戦争映画っつうと、ごっつい作品がドドーンってな感じでズモモモーンとビデオ屋に置いてあるんですけど、まあ特にポーランドさんの作品はね。アンジェイ・ワイダ先生がね、凄いんですよ。ずらずらと。 だけど「この素晴らしき世界」は一本しか置いてなくて、「すいませんチェコです」みたいなトコになんだか好感が持ててつい手が伸びた作品。 これがねー、また秀逸。名画。すんばらしい戦争映画。みーてー。 なんだかね、僕戦争体験者じゃないからわかんないんだけど、またこれ撮った監督が戦争体験者かどうかも分からないけど。 現代人に息づく歴史を、もう一回自分の表現形態として作り直すってとても勇気がいることだと思うの。そしてそれを観客からも面白いと評価されるのは、本当に凄いと思うの。 そして今度は、映画監督じゃなくって、戦争を乗り越えた人々の、戦争へのあてつけに、そっくりそのまま作り直ししちゃった世界遺産、ワルシャワの町並みを見ることになるんだろうなあと思うと、わっくわくしちゃうよねー。 そう考えると、一生懸命生きてる人って、誰しもが何かしらの形で自己表現してるものなのだなあと思いました。
by box-in-the-cherry
| 2006-06-15 23:46
| 映画の話
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